• ガールスカウトの活動は、得た知識や経験をすぐに実感する事は出来ないけれど、子どもや親も気づかないうちに、少しずつ生きる力が身についているように思います。

 

  • 未就学の下の子がいるので、親としてはなかなかアウトドアや体験学習をさせにくい現状があります。
    しかし、ガールスカウトに参加するようになり、同じ年代のお友達と学校では体験できないようなこと(キャンプ、ボランティア活動、異文化交流や日本の文化に対する再発見など)を経験させていただけるようになり、より一層ハキハキ、のびのびと成長をしていってくれています。

    本人も学校では味わえない刺激に期待を持ちながら、楽しんでいるようです。

 

  • 私が30団に入ったのは、小学5年生の春。最初はみんなについていくだけで精一杯でした。集会で歌やゲーム、ロープワークを教わり、夏のキャンプへ。みんなで協力してテントを立てたり、ごはんを作ったり。一人っ子だったこともあり、一人で遊ぶのが好きだった私は、この時、初めてみんなで一つのことをやり遂げる楽しさを知りました。活動を通じて出来た友達とは今でも交流があり、ガールスカウトでの思い出は、私にとってかけがえのないものとなっています。

 

  • 学校とはまた違うお姉さんやちびっこスカウト達と、週末に楽しいことをできるのが嬉しくて活動を続けていました。キャンプなど大きな集会だけでなく、みんなで集まるだけの集会でも、いろんな年代の人と関わることで興味のあることが増えて、引っ込み思案だった私が、好奇心旺盛なスカウトに変わっていったように思います。
    シニアやレンジャーになってからは、他団の同年代の仲間も増えて、今でも何年と会わなくてもすぐにあの頃に戻れる友達です。レンジャー時代にはメキシコへの海外派遣にも参加しました。世界からスカウトが集まり言葉の壁を越えて、みんなで毎日を愉快に過ごす工夫をした楽しい日々も忘れられない思い出です。